四季を愛で、旬の肴と美酒で過ごす豊かな時間。

茶道や華道には、培われてきた伝統と工夫で洗練された独自の文化や楽しみ方があります。
日本人は古から四季折々の変化を愛で、ともに暮らしてきました。そこには茶道や華道のように独自の文化や楽しみ方が生まれ、いつもそばには日本酒がありました。私どもではそんな気候や風土に根ざしたお酒の楽しみ方を「酒道」と呼びたいと思います。このコーナーでは四季を通じたお酒の楽しみ方をご提案します。移ろい行く季節の中で傾ける旨い酒と美味しい肴。
さあ今宵は、どんな珠玉な一献で豊かな時間を過ごしましょうか?

冬の楽しみ方

北風が吹き、山に雪の便りがやってきました。からだも芯から冷えて、家路を急ぐ歩も早く、灯りが恋しくなる季節です。そんな季節には、やっぱり熱燗がいちばん。冷えきったからだに「ふうふう」言いながらぐいと流し込めは、まさに五臓六腑に染み渡る至極の瞬間です。

そんな熱燗にあうお酒は、純米吟醸「善き哉」(よきかな)をお勧めします。当蔵純米酒の原点とも言えるお酒で、味と香りのバランスを重視し、濃い味の料理にも負けない燗でも冷でもいけるオールマイティなお酒です。味わいがあってのど越しはすっきり、そして華やかさも併せ持つ、そんなお酒です。

おいしい熱燗の作り方は、湯銭がお勧めです。コツは水・またはぬるま湯の段階から徳利を肩までつけて、徐々に温度を上げていくことです。いきなり熱湯につけるなど、急激な温度変化は繊細なお酒の味とバランスを崩してしまうことになりかねません。また、あまり熱く温めすぎるのもよくありません。米の苦味が出てきてしまうこともあります。徳利の底を触ってみて、お好みの温度を知り、おいしくお召し上がりください。

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お酒を楽しむ冬の珠玉の肴

餃子の店「山女」の大将が教える美味しい「餃子」をご家庭で。水餃子

冷えたからだを温めるには旨いお酒と温かい料理。お鍋に飽きたら、中華などはいかがでしょうか? 純米吟醸「善き哉」(よきかな)は、こってりした中華料理にもあうお酒です。ぜひ今夜でも、下記のレシピを参考にお試しください。

【つくり方(4人分)】皮のつくり方

◎皮の材料(4人分)
強力粉 300g
水 150cc縲鰀200cc

◎具の材料
豚ひき肉 250g
白菜 1/6個程度
ニラ 1/4把
長ネギ 3/4本
ショウガ 小1カケ
醤油 大さじ1
サラダ油 大さじ1
塩 適宜
うま味調味料 適宜
ゴマ油 少々

  1. 手で粉を混ぜながら少しずつ水を加えていく。
    表面がなめらかになるまで充分こねる。
  2. 耳たぶ程度の固さになったら生地を丸めて、濡れたふきん(キッチンペーパーでも可)をかぶせて、常温で半日ほど寝かせる。寝かせる時間が長い方が熟成して美味しくなります。
  3. 3等分し、両手で転がしながら30cmの長さの棒状に伸ばす。
  4. さらに10等分し、麺棒の重みを使ってお好みの大きさに伸ばす。

【つくり方(4人分)】水餃子のつくり方

  1. 肉とみじん切りにした白菜、残りの野菜をボウルに入れ、調味料を加える。
  2. 軽く混ぜ合わせるのがポイントです。
  3. 焼餃子をつくるときより、合わせ目をしっかり閉じるように具を包む。
  4. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、餃子を入れる。
  5. 浮き上がってきて皮に透明感が出てきたらすくい、湯とともに器に入れれば出来上がりです。

    福島名物「水餃子」の特徴は、タレにラー油の代わりに一味唐辛子を入れることです。ぜひ、お試しください。

今回は福島市にある餃子の店「山女」さんにご協力をいただきました。

ふくしま餃子の会 餃子の店「山女」

JR福島駅東口にほど近い昭和39年創業の餃子の専門店。もちもちした歯ざわりの水餃子の他にもフライパンで円盤に並べて焼く、福島独自の円盤餃子も人気。にんにくは控えめで、何個でも食べられるあっさり味の餃子です。もちろん皮も自家製で、冬場は3日間熟成させるこだわりです。

営業時間/17:30~21:30(ラストオーダー)  定休日/日曜祝日
福島県福島市早稲町5-23    TEL.024-523-1772